最近、ハリー王子とメーガン妃の関係について、「別居状態ではないか」という報道や見方が相次いでいます。
しかし、離婚については公式な発表はなく、王室も夫妻も詳細を語っていません。
私はCNNで二人が16ヶ月前から別居しているという報告を昨年(2025年)に見ましたけどね。
この「別居を否定も肯定もしない」王室の静かな対応に、どこか既視感を覚えた人もいるのではないでしょうか。
実はイギリス王室には、似た対応を取った前例があります。
それが、アン王女の離婚までの経緯です。
アン王女もまた、まず「別居」が伝えられ、しばらくの時間を経てから正式な離婚に至りました。
そこで、ここではアン王女の離婚とハリーとメーガンの共通点について考えていきます。
アン王女の離婚理由|王室が選んだ“別居という時間”
まず、アン王女の1度目の結婚と離婚について見ていきます。
結婚と背景


1973年にアン王女はマーク・フィリップ大尉と結婚しました。
馬が共通の趣味ということが繋がるきっかけとなりました。
しかし1989年に別居し、1992年に離婚しました。
二人の間には、ピーター・フィリップとザラ・ティンデルが生まれています。
別居の発表と王室の対応
アン王女とフィリップ大尉の別居は長年別居状態にあったとされ、公に知られたのは1989年頃のことでした。
「別居=離婚準備」ではないということをにじませて、今後の予定については未定であり、これはプライベートな問題であるという姿勢でした。
当時の王室にとって、別居は必ずしも離婚を意味するものではありませんでした。
当時はインターネットもなく、説明しないことが「対応」として認められているような状態でした。
そして何年も別居状態が続いていきました。
離婚に至るまでの時間
別居が公になったのは1989年前後だが、実際にはそれ以前から、結婚生活は事実上の別居状態に近づいていたとされる。
その後、マーク・フィリップス大尉の婚外子の存在が明らかになったが、それは別居が始まった直接のきっかけというより、すでに破綻していた関係を決定づけた出来事と見るのが自然だろう。
1980年代初頭には、別々の家で過ごすことが増え、事実上の別居と見られていたといわれています。
複数あったとされる理由
アン王女が王室の公務にしっかり関わっていたことと、普段の生活の乖離がひどかったことが理由として挙げられています。
フィリップス大尉の婚外子の存在はすでに破綻していた関係に決定打として当たり、王室も後々まで婚外子の存在を知らなかったそうです。
現在との共通点
アン王女のケースを見ると、王室にとって「別居」は最終判断の前に設けられる
一種の猶予期間だったと考えられます。
そう考えると、現在のハリー夫妻の状況も、結論そのものではなく、まだ途中段階にある可能性を示しているのかもしれません。
ハリー王子とメーガン妃の別居報道|現在わかっていること

express.co.uk
現在、ハリー王子とメーガン妃については、別居状態にあるのではないかという報道や見方が出ています。
ただし、夫妻や王室から離婚に関する公式発表はなく、状況は明確に説明されていません。
別居とされる根拠
これはいつも同じところにいないこと、旅行やイベントでもそれぞれ別々に登場すること、などがあります。
ハリーはチャールズが持っているニューヨークにあるコンドミニアムに住んでいると言われています。そのせいか、なぜかハリーはニューヨークにあるイベントに出演することが多いです。
先に述べましたがCNNでは昨年、16ヶ月前から別居中だと報道がありました。
しかし、モンテシトの家から写真を撮ったり、その近辺に二人で登場したりといった「ごまかし」に見えるようなことを繰り返していることも確かです。
王室と夫妻が語っていないこと
別居・離婚について王室からも二人からも公式コメントは出ていません。
別居については否定も肯定もされていない。沈黙は事実の否定という意味ではありません。
プライベートへの言及を避ける姿勢が王室の方にはあります。
二人もよくプライバシーを重視しろと自分達は他人のプライバシーを本に書いたりして介入するくせに言っていました。
また、王室がどこまでこの二人に関連していいものかという疑問も庶民にはあります。
もはやロイヤルではないとまで言われているためです。
なぜ離婚と位置付けられていないのか
これについては、二人からも、王室からも公式発表がないことが最も大きいです。
別居=結論ではないという王室の前例があることから、今回もその一つではないかと思われています。
また、調整期間と見る向きもあります。離婚後の生活を考えて色々と調整しているのだという意見です。
現時点でわかっていないこと
これはアン王女もそうですが、いつから別居し始めたのかはっきりしていません。
また一時的なものかどうかについてですが、ここまで長くなると一時的な別居ではないだろうと思われます。
将来についてですが、アン王女の場合は沈黙していた結果が見えていました。ハリーとメーガンに関しては現在も沈黙の途中です。
アン王女とハリーメーガンの相違点
アン王女はいつも王室の公務、イベントに参加して働いていましたが、ハリーとメーガンは王室を出て以降、エリザベス女王のジュビリーやお葬式以外は出ていません。
またアン王女は昔からイギリス国民人気が高い王族ですが、ハリーやメーガンは見る影もありません。
王室はなぜ結論を急がないのか|アン王女とハリー夫妻に共通する姿勢
アン王女の離婚までの経緯と、現在のハリー王子とメーガン妃の状況を並べてみると、王室の対応には共通した姿勢が見えてきます。
それは問題が表面化した直後に結論を出さず、『別居』という時間を置きながら私生活の詳細を語らないということです。
アン王女の場合、別居は突然の出来事ではなく、長い時間をかけて進んでいた結婚生活の変化が、静かに表に出た結果でした。王室は特定の出来事を理由にせず、離婚という結論に至るまで、あえて沈黙を保ち続けました。
現在のハリー夫妻についても、別居とされる状況は伝えられているものの、離婚についての公式な説明はありません。
それは結論が出ていないからなのか、あるいは、結論を急がないという王室の判断なのか。
少なくとも、過去の前例を見る限り、沈黙そのものが一つの対応である可能性は否定できません。
もっとも、アン王女が王室の中心にとどまり続けたのに対し、ハリー夫妻はすでに王室公務から距離を置いているという大きな違いもあります。
すべてが同じ展開になるとは限りません。
結論
別居を「結論」ではなく「過程」として扱い、時間をかけて状況を整理するという姿勢は
時代が変わっても王室に共通する危機管理の一つなのかもしれません。
アン王女の前例を知ることで、現在の状況を少し距離を置いて見つめる視点が、私たちにも与えられているように思えます。


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